日々のこと
5年目エンジニアが2024年を振り返る
2024-12-27T02:44:22.883Zに公開
2024-12-27T04:17:53.841Z
#備忘録
<h2 id="h8d027c8ed3">はじめに</h2><p>キッサカタダマスターのカタダです!</p><p>2024年も年末ということで、今年がどんな1年だったかを振り返りつつ記事にしちゃいます。</p><p>実装に行き詰まってしまい無心で日本語書きたいだけなので、取り留めのない内容ですと先に断っておきます。</p><h2 id="h0d84228101">軽くカタダの人生と2023年の概要を</h2><p>カタダは現在27歳のエンジニア5年生です。</p><p>高校卒業後バリスタの道にすすみ、挫折し、独学でエンジニアリングを学び22歳でWebの世界にやってきました。</p><p>エンジニアのキャリアは愛知県名古屋市の小さなSESから始まり、3年ちょっとして昨年の春PostCoffeeに転職。このタイミングで東京にきました。</p><p>2023年は何もかもが違う環境でもがいた1年だったなあと感じます。</p><p>PostCoffeeは経営上色々あり半年で会社都合による退職、その後現在勤務しているGIGという会社に流れ着いたのです。</p><p>とにかく波乱続きで忙しなく、また自分の無力さをただただ痛感する1年でしたね…。</p><h2 id="hf3440fa18a">2024年上半期</h2><p>2023年は大波乱の1年だったので、2024年は平穏に、かつ大胆に過ごしたいと思って迎えたのを覚えています。</p><p>また、PostCoffeeでもGIGでも、エンジニアとしての無力さを痛感していたので、とにかく頑張りたいと考えていました。</p><h3 id="h7827a27b06">Gamepityを開発してエンジニアとしてステップアップした</h3><p>2024年の上半期で最も大きかった出来事は、友人と開発したプロダクトをリリースできたことでしょうか。</p><p><strong> Gamepity </strong></p><p><a href="https://www.gamepity.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.gamepity.com</a></p><p>PostCoffeeでフロントエンドエンジニアデビューしたものの、ReactはおろかHTML, CSSもまともに書けない状態で笑</p><p>それでもこのプロダクトを作りたい、作ってて楽しい一心で作り切りました。</p><p>営業やCSにも力を入れて数人のストリーマーさんに使っていただいたプロダクトなんですが、収益性やCSコストの兼ね合いで今は放置してしまっています。</p><p>個人的にこのプロダクトを作りきって運用した経験が、2024年に最も僕の技術力を上げてくれたし、ここからいろんなことに繋がっていって、本当に作ってよかったなと思います。</p><p>このプロダクトを作るまでは、時折なぜ自分がエンジニアやってるのか?なぜ会社に所属しているのか?を給料以外で説明できないくらいにふわっと生きていたのですが、</p><p>Gamepityの開発を通して<strong>プロダクトを作ること</strong>の楽しさに魅了され、良いプロダクトを作るために技術を磨きたいし、1人じゃなくてチームですごいものを作りたいから今は会社に所属しているんだと認識し始められました。</p><p>未経験でエンジニアになろうとしている方や、エンジニアになったものの伸び悩んでる方にはぜひ個人でプロダクトを作って運用してみることをオススメします。</p><h3 id="hc4cd3ef758">ReserveEaseの開発に挫折した</h3><p>プロダクト開発に魅了された私は、次なる個人サービス「ReserveEase」の開発を始めます。</p><p><strong>ReserveEase</strong></p><p><a href="https://www.reserve-ease.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">https://www.reserve-ease.com</a></p><p>Gamepityは僕と、プロダクトオーナー兼営業の友人で開発していて、もともとゲーム友達ということもあり高い熱量を持って開発を進められたんですが、CSコストが高いことやマネタイズが難しいことから、マネタイズできそうなプロダクトを作ろうということで開発を始めたのがReserveEaseです。</p><p>ReserveEaseは簡単にいうと美容師やネイリストなど向けに予約システムを提供するサービスです。単なる予約システムではなく、おしゃれな予約ページを簡単に生成して管理できるので、ブランディングが大切な業種の方に使っていただけるような予約システムを目指して開発していました。</p><p>結論から言うと作り切る前に一旦放置してしまっているんですが、原因は私がドメインへの興味が薄いことと、目的がマネタイズのみだと開発のモチベーションにならなかったことです。</p><p>1ヶ月くらいかけてプロトタイプを開発したものの、競合調査やブレストを通してプロダクトの方向性をガラッと変えてほぼ作り直しになったこともあり、燃え尽きてしまったのもあります…笑</p><p>ReserveEaseのプロダクトゴール自体は今でもいいものを練れた自信があるので、2025年こそは作り切りたい。</p><h3 id="h44fbee2e41">外部のエンジニアとの交流が増える</h3><p>ReserveEaseを開発する際、それまではなんか流行ってるしNext.js使っておくかくらいのモチベーションでNext.jsを使っていたんですが、初めてRemix(現React Router v7)を使ってみました。</p><p>Remixの設計思想に触れ、その素晴らしさを感じた頃からRemixのMeetUpに参加するようになりました。</p><p>他にもSupabaseやCloudflareのMeetUpに参加したり、勉強会やもくもく会に参加することでいろんなエンジニアの方と交流できるようになります。</p><p>社外のエンジニアとの交流を通して、自分のエンジニアリングスキルを客観視できるようになったことはすごくよかったし、技術研鑽のモチベーションにもなりました。</p><h2 id="h281d0de07b">2024年下半期</h2><p>自分が何者になりたくて何がしたいのかがわかった2024年上半期でしたが、2024年下半期はそれらが良い方向に向かったなと感じています。</p><h3 id="hc782f6d79d">社内で評価され始める</h3><p>2023年の10月に入社したGIGは本当にありがたい環境で、未熟な私を採用してくれただけでなく、チーム内や社内でチャレンジしたいことはなんでもやらせてもらえる環境です。</p><p>特に社内のエンジニアカルチャーを作っていきたかったので、毎週もくもく会を開催したりエンジニアの部活を設立したり、毎週技術雑談ラジオみたいなのを開催したりとアクティブかつオープンに活動していました。</p><p>私が所属しているチームで数ヶ月に及んで取り組んだリファクタリングプロジェクトでは、フロントエンドの設計見直しを担当し、Bulletproof Reactをかなり参考にした(ほぼパクった)形ですが見通しよくメンテナンスしやすいディレクトリ構成や技術選定ができたかなと思っています。</p><p>それらの活動が評価され、12月からはシニアエンジニアに昇格しました。</p><p>正直、外部のエンジニアを見ているとシニアエンジニアを名乗るのはおこがましすぎるんですが、例え井の中の蛙だったとしてもその中で評価していただいたのは単純に嬉しいですし、モチベーションにもなるなと感じています。</p><p>また、年末の総会ではベストプレイヤー賞という社内表彰もいただくなど、ありがたすぎる評価をいただけたなと感じます。</p><p>社内ブログでインタビュー記事も作っていただきました。</p><p><a href="https://giginc.co.jp/blog/interview/engineer-katada">https://giginc.co.jp/blog/interview/engineer-katada</a></p><h3 id="hd9679eed75">転職活動</h3><p>社内で評価され、順調なリーマン生活を送っているかと思いきや転職の話題です笑</p><p>GIGに対して大きな不満があっての転職というわけではなく、端的にいうと、作ってみたいプロダクトがあって、かつ技術者としてもっと成長できる環境に身を置きたい、という理由で転職活動を始めます。</p><p>とはいえGIG入社時から常に薄く転職活動自体は続けていて、気になった会社があればカジュアル面談をしてました。</p><p>上半期のプロダクト開発を通して、どんな技術スタックで、待遇で、環境で、というよりどんなプロダクトを作っていてどんな世界を作ろうとしているかが自分にとって大事だとわかったので、そんな視点でいろんな会社さんのお話を聞きにいきました。</p><p>そんな中私自身とてもお世話になっているかつファンであるプロダクトを開発している会社さんと面談をする機会をいただき、ありがたく内定をいただきました。</p><p>2025年の2月いっぱいまではGIGに所属し、3月からは新しい会社にジョインする予定です。</p><p>詳細なお話は転職後に記事にできればと思いますが、今はGIGで残った仕事をやり切ることと、新しい会社での仕事にワクワクしています!</p><h3 id="h335620ff9c">チャレンジングな副業</h3><p>上半期で参加した勉強会で、ご自身で事業をやられている方と知り合うことができました。</p><p>DrumRoleという会社で、町工場向けのプロダクトを開発しています。</p><p><a href="https://drumrole.jp/">https://drumrole.jp/</a></p><p>プロダクトのゴールやストーリー、代表の方のお人柄がとにかく素敵で、ありがたいことに副業のお話をいただいたので11月の中旬ごろから開発メンバーとしてジョインさせていただきました。</p><p>代表の方はもちろん、他の業務委託エンジニアやデザイナーの方もとにかくハイレベルでついていくのに必死ですが、自分にしか出せないバリューを発揮できるよう日々奮闘する所存です!</p><h3 id="h77341c57c6">なんと結婚しました</h3><p>2023年のど年末に東京で知り合った方と交際を開始したんですが、なんと11月30日に入籍しました。</p><p>まさかこんなスピード感で結婚まで漕ぎ着けるとはつゆほども思わなかったのですが、妻へのリスペクトと勢いでしたね…笑</p><p>これからは自分のためだけでなく、愛猫のきゅうたも含めて家族のために頑張らなくてはならないので、身を粉にして働くつもりです!</p><h2 id="hb6c74fd540">総括と2025年はどうしたいか</h2><p>最後にまとめると、2024年はエンジニアとしてかなりステップアップできた1年だったなと思います。</p><p>2025年はエンジニアリングにおいてふわっと理解していることも改めて学びたいし、アドバンスドな知識も身につけるために積極的に動く。</p><p>GIGで出会った同僚と作っている個人プロダクトを育てる。</p><p>妻や猫、友人を大切にする。</p><h2 id="h9be0c3393d">おわりに</h2><p>みなさん良いお年を。</p>